おすすめの投資はFX。その理由とは
前回のブログで初心者におすすめの投資として FX と仮想通貨の取引を紹介しました。
engish-and-investment0801.hatenablog.com
今回は FX について解説しています。
1.FXって?
FX はForeign Exchangeの略称です。
Foreign Exchangeは「外国為替証拠金取引」と訳されます。
漢字ばかりでわかりにくいですが、一つずつ考えていきます
まず「外国為替」って何でしょう?
皆さんニュースで現在、1ドル120円25銭から28銭で取引されています。」と言うアナウンスを聞いたことがあるのではないでしょうか。
また、銀行窓口に行くと「1ドル121円」といった表示がなされています
このようなものが、為替です。
為替とは自国の通貨(この場合「円」)と他国の通貨(この場合「ドル」)の交換比率をあらわしているのです。
ここまで見て「自国の通貨と他国の通貨を為替レートをもとに交換するんでしょ?それって外貨預金と何が違うの」と疑問に思われることでしょう。
外貨預金と大きな違いが「証拠金」という概念です。
仮に現在、1ドル120円と仮定します。
あなたが12000円を外貨預金にする場合、12000円を円ではなく、100ドルとして銀行に預金します。
この時、当然ですが、100ドルの運用しかできません。
一方のFXは、FX業者にあらかじめ証拠金を預けておき、それを基に取引します。
現在、日本国内では運用額の4%を証拠金とすることが義務付けられています。
そのため1ドルを取引するコストは4.8円です。
12000円をあなたが持っていた時、2500ドルも取引できます。
2500ドルを運用するためには、300万円程度必要です。
しかし、12000円で取引しているので、自らの資金力以上の取引をしていることになります(資金力以上の取引をすることをレバレッジ取引といいます)
2.FXがおすすめの理由
たくさんの投資の中で FX をおすすめする理由はいくつかあります。
ここでは株式投資とFXを比較します。
第1にレバレッジを使って少ない資金から始められることです。
株式投資は、従来100株もしくは1000株と言ったまとまった数量でしか取引できませんでした。
しかし、現在は多くの人が参入しやすいように1株(数千円程度)から取引ができる場合もあります。
しかし、株価の流動性はそれほど良くないので、1株だけでまとまった金額を稼ぐことは不可能です。
そのため、多くの場合はやはり以前のように100株や1000株という単位で買う必要があります
そうすると、やはり数万円から10万円程度の初期投資が必要になるのです。
投資 経験が少ない人にとって一度にこれだけの大金を講じるのは不安に感じるでしょう。
しかし FX では株式投資の1株程度の値段である程度まとまった利益を得ることができるのです
第2に、 FX には取引時間の自由があります。
株式投資は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までしか取引できません。
また、平日であっても、11時半から12時半までの間は取引ができません
株の値段が一番上下するのは費用が開いたすぐの時間と終了間際の時間です。
このように見ていくと、投資以外の本業を持つサラリーマンや学生などが取引に参加することは非常にハードルが高いといえます
しかし 、FX は月曜日の早朝から金曜日の真夜中までいつも取引できます。
この時間以外なら、何時でも市場は開いているので、サラリーマンや学生なども夜に取引に参加することができます。
また、私たちが時間に余裕がある夜は為替相場も活気付いているので短時間で利益を上げやすいです。
3.FXの危険性
ここまで FX の利点を解説してきました。
それによって FX について興味を持って、やってみようと思われた方もいると思います。
しかし FX を始める前にリスクについて知っておく必要があります。
FX にとって一番のリスクは、資金力以上の投資ができること(投資にレバレッジをかけられること)です。
ここでも株式投資と FX を比べてみます。
あなたが1株1000円の会社の株を100株保有していたとします。
この会社の業績が悪く、1株が900円まで下がってしまったとします。
この時、この株の値段は9000円となり、あなたは1000円の含み損を抱えていることになります。
次に FX の場合です。
FXはレバレッジを掛けた取引をするのが一般的です。
仮にあなたが1万円を証拠金として証券会社の口座に証拠金として預け、1ドル100円の時に2000ドル購入していたとします。
これが1ドル99円に下ってしまうと2000円の含み損になります。
たった1円の 身動きで株式投資以上の損失が出てしまいます。
FX の危険性は少しの値動きで大きな損失が出てしまうことにあります。