デモトレードのメリットとデメリット

前回、おすすめの FX 口座をご紹介しました。

自分のスタイルに合いそうな FX 会社を見つけたら、すぐに口座を開設して、取引をしたくなります。

しかし、おおくのFX 会社にはリアル口座とデモ口座があります。

「デモ口座をつかったほうがいいのかな～」と迷うことも多いと思います。

そこで今回は、デモ口座のメリットとデメリットを解説します。

１．デモ口座とは

デモ口座とは、架空のお金を使ってFXを体験できるサービスです。

おおくのFX会社は、自社の取引を体験してもらうために、デモ口座を用意しています。本番口座の開設は、数日程度の時間がかかります。

デモ口座であれば、ほとんどの場合、名前とメールアドレスの登録だけなので5分程度で解説することができます。

２．デモトレードのメリット

デモトレードにはメリットとデメリットがあります。まず、デモ口座のメリットを解説していきます。

（１）通貨の値動きを冷静に分析できる

デモトレードをする第一のメリットは通貨の値動きを冷静に分析できることです。

FX は通貨の価格の上昇、下降を利用して、稼いでいくものです。

そのため、通貨の値動きを冷静に分析し、今後、価格は上がるのか、下がるのかを見極めることが勝利に直結します。

デモトレードでは、この勝利に直結する力をリスクを背負うことなく高めることができるのです。

デモトレードで3ヶ月ほど一つの通貨を実際に取引しながら分析すると、その通貨の値動きの特徴を掴むことができます

（２）操作の方法に慣れる

最低取引量やサポートの充実度、情報量の多さなど様々な面を考慮して自分に合う FX 会社を見つけたと思います。

しかし、一番大事なのは、その FX 会社の取引ツールが自分に合うものか、使いやすいかどうかです。

自分にとって使いやすいツールでなければ、利益を逃してしまったり、損失を膨らませてしまう可能性があります。

具体的には、自分の使いたいツールが見やすい所にあるか、画面を長時間見ても疲れないか、取引の多い時間帯にサーバーが重くならないか、この３点を重要視すると良いでしょう。

３．デモ口座のデメリット

（１）利益にならない

デモ口座では架空のお金を使って取引をするため、いろいろなことをノーリスクで試すことができます。

仮に100万円の損失が出ても、それを負担しなくて良いのですが、逆に100万円の利益が出ても、1円も利益にはなりません

（２）実際とは違う

そして、デモ口座の二つ目のデメリットは、やはり実践とは違うことです。本番の口座は自分の身銭を使っています。

そのため、「利益を伸ばしたい、損失を認めたくない」という気持ちが働いてしまって、冷静な取引ができなくなります。

「デモ口座では、利益を順調に積み重ねてきた。それなのに、実際の講座になった途端に利益を積み上げるところか、原資をすり減らしてしまった。」というのはFXあるあるです。

（３）使用期限がある

ほとんどの FX 会社にでもコードがあるのと同様、ほとんどの FX 会社のデモ口座の使用期限は1ヶ月から3ヶ月程度です。使用期限を過ぎてしまったら、また再度あなたにデモ口座を開設する必要があります。

今回はデモ口座のメリットとデメリットについて解説してきました。

デモ口座にはメリットもありますが、デメリットも大きいことが分かったと思います。

そのため、あくまでも、でもデモ口座は練習と捉えて、 FX の基本がわかった段階で、早めに実践の口座に移行するというのが賢い選択と言えそうです。

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